農業班

目的

 IT を利活用した安全・安心・豊かさが実感できる社会を実現するため、ITを活用した日本の農業・周辺産業の高度化・知識産業化と国際展開(Made by Japan農業の実現)を目指す。

概要

 農業分野における情報利活用の取組が世界的に進展しつつある中で、農業情報の創成・流通を大幅に促進することにより、農業のIT 利活用の分野で我が国が世界最先端を達成し、我が国農業の産業競争力・国際競争力を飛躍的に高めるとともに、我が国の地方創生にも貢献する。

 農業情報の相互運用性等を確保するための標準化や情報の取扱い等に関する基本的な考え方として2014 年に策定した農業情報創成・流通促進戦略を踏まえ、率先して取り組むべきものから相互運用性の確保等に係る個別ガイドラインの策定等に順次取り組み、これらガイドライン等について農業関係者、農業IT 関係者等への普及を図るとともに、当該関係者の意見を踏まえ、試行版を適宜見直して本格運用版を策定し、さらに残された領域に係る個別ガイドラインの策定に取り組むほか、農業情報の取扱いに係る方向性の検討等を行う。 あわせて、以下の点についても取り組む。

  1. 農業の産業競争力の向上

    「AI農業」等農業情報を活用したビジネスモデル構築・知識産業化

    ※AI農業・・・Agri Infomatics=アグリ・インフォマティクス、「農業情報科学」。ほ場や農作物にセンサーを取り付け、日々の環境変化や農作物の状態をモニタリングするとともに、熟練生産者の気づきや判断、栽培技術を最新の精密機器などを使って収集・解析し、農業の「匠の技」の継承や高度化を支援する取り組み。

  2. 関連産業の高度化

    情報・ノウハウ等を活用した複合的な資材・サービスの展開

  3. 市場開拓・販売力強化

    情報流通によるバリューチェーンの構築

この他にも情報・ノウハウの価値やそれらの海外流出防止のための留意事項等についての普及啓発を行い、我が国農業の生産性と農産物の付加価値の安定的かつ飛躍的な向上を達成し、2020 年度には農林水産物輸出目標1兆円を達成することと併せ、雇用や収入の確保等により地方が抱える課題の解決に貢献する。

これまでの主な成果

  • 農業情報の相互運用性等を確保するための標準化や情報の取扱い等に関する基本的な考え方をまとめた「農業情報創成・流通促進戦略」を策定
  • 相互運用性の確保等に係る標準化個別ガイドラインの策定の進捗や目標を示す「農業情報創成・流通促進戦略に係る標準化ロードマップロードマップ」を策定
  • 国内の農業ITシステムで用いる農作業の名称を規定した「農業ITシステムで用いる農作業の名称に関する個別ガイドライン(試行版)」を策定
  • 国内の農業ITシステムで用いる環境情報のデータ項目について規定するとともに、関連項目についても参考情報として記述した「農業ITシステムで用いる環境情報のデータ項目に関する個別ガイドライン(試行版)」を策定

今後の主なマイルストン

  • 各省のこれまでの研究及び実証事業の成果の実用化・技術移転・普及
  • 農業情報創成・流通促進戦略を踏まえた個別ガイドラインの策定
  • パッケージ化されたIT 活用型農業の海外展開
  • 2020年度、農林水産物輸出目標1兆円を達成