ベース・レジストリとしての住所・所在地マスターデータ整備について
様々な場面で参照される住所・所在地の情報をベース・レジストリとして整備・更新するにあたり、検討事項を取りまとめました。
ベース・レジストリとは、公的機関等が保有し、様々な場面で参照される社会の基盤となるデータベースです。住所・所在地データはあらゆる社会活動において広く利用されますが、現状は標準的な住所・所在地の情報を行政が一元的に管理できておらず、官民含む多様な主体が利用可能な状態になっていません。
海外の事例では、個人情報を含まず、経済波及範囲が大きいことから、ベース・レジストリの整備において先行して取り組まれるのが住所・所在地データです。
本書では、住所・所在地の情報をベース・レジストリとして整備・更新するために考慮・検討すべき事項を整理しました。また、海外の先進事例(1.2)およびベース・レジストリ化による経済効果(8章)についても記載しています。
みなさんから、広範なご意見を頂けますと幸いです。
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(掲載期間:2023年5月)
政府CIO補佐官 中村 弘太郎、下山 紗代子、関 治之、平本 健二
ディスカッションペーパーについて
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